年を重ねるって切ない

近所のおばちゃんって
私と同年代かちょい上ぐらいの息子さん娘さんがいてはる人ばっかり。

私がここに越してきたときは
みな元気いっぱいやったのが
やっぱり12年も経てば
あちこちガタが出てくるようで
それは外目にもうかがい知れる。
普段は髪の毛もきれいに染めて
小奇麗にしてはる人が
体調を崩すと
いっきにガタがきて、
身の周りのことまで気を回せなくなるのであろう。
老けはるねん。

これが私には切なくてたまらん・・・

私と同年代かそれより上のお子さんがいてはるってことは
うちの親と同年代の方たちなわけで、
そのおばちゃんやおっちゃんが
なんかした拍子に弱々しくなられると
私としては
我がの親をその向こうに見るから
とても胸が痛くなる。

3つで越してきた娘がこの春、高校生になってるねんから
私も年を重ねてきたわけやし、
近所のおばちゃん達も同じように年月を重ねてはる。

年を重ねるって切ないことなんやとしみじみと思う。

そやのに
そんなご高齢のおばちゃんにそれはないやろってことをしはった
おっさんがいてて、
そのおっさん相手にやり合ったという私。
いくら年を重ねても、正義感だけは子供のときと変わらず、
なんでですのん?ってくってかかる血の気の多い四十路ですわ。
子供は成長してるのに
いっこうに大人になりきれんようなとこがあるのはいかがなものかと
我が身を省みるわ。
情けな・・・

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