ふんばりどころ、がんばりどころ。

昨日、朝10時にJR大阪駅アクティ前に行く。
カルチャースクールの渉外担当の方と落ち合う。

待ち合わせ場所だったお店は満席で少し場所を移動して
ホテル内のレストランに行く。

東京から2泊3日で来られると聞いていたので
地震のことを尋ねる。
ちょうどそのとき、小田急デパートのエレベーターに乗っていたとのこと。
TVで観た帰宅困難者の一人となり
デパートで一夜を過ごしたとのこと。
その方がいたはった階でも100名以上の方が帰宅困難者だったが
デパート側は椅子を提供してくれパンも配ってくれたらしい。
下手に駅に向かって
駅の構内で一晩過ごすことを考えたら
デパートに残って正解やったと。
大阪にいてはる間に私も含めて20名近い人と
講座開催の打ち合わせスケジュールがあるようで
その地震のあと、予定通り東京から大阪に来られている。

正式には震度3と発表の大阪。
建物によってはその揺れはさまざまだったであろうが、
日常の業務は普段と変わりなく行われている。

とんでもない事態で
国をあげて向き合っていかなければならない状況ではあるけれど
普段と変わりなく淡々と日常のことをこなしていくことができる人は
そうすべきなんよな。

てなことで、
私は宿泊客が朝食を摂っているレストランで
とても美味しい(やっぱりホテルのレストランのコーヒーは美味しい)珈琲を
いただきつつ、
小一時間ほど過ごす。

以前にも別のカルチャースクールの方からお話をいただき
打ち合わせに出向いたことがある。
そんときは講習会場となる場所が遠いのもあって
結局はお断りした。
今回は、八尾駅前ということ、
自由度の具合で、
引き受ける方向で回答をする。

とあとは担当の方との相性もあるかも。
前回の担当者に対してとりたててなんら負の感情はないけれども
今回、昨日お会いした方はそしたらお願いしますという雰囲気にさせる方。
これは年齢的なこともあるのかもしれないのと
あとは仕事の話とはいえそこに見える個人の考えが明確で
そこに共感を得たというところが大きいなぁ〜と。

打ち合わせのあとは
駅前の大手銀行に寄ったが
そこで行員のお譲さんが必死になって
セールスをする。
この大手銀行はあちらこちらの支店窓口でお姉さんと接するが
こんなセールスをされたのは初めて。
支店によっていろいろなんやろうか?と思いつつ断る。
てか、文系大学生に1番か2番ぐらいで人気の某メガバンクやねんけど。

日本の北の方では大変なことになっているのに
阪神デパートの壁際には
ケーキだかなんだかわからんけど
それを買うための長蛇の列。

上に上がると正午だというのに
大きな雪が舞っている。
えっゴミが舞ってる?と思うほどの雪。
用事だけ済ませてお昼すぎには帰宅。
夕刊では原発3号機に放水の記事。
小さくニュージーランド地震の被害者の記事。
次から次へと起こることに気を取られて
忘れられてしまう。
今回の東北の地震で大切な人を亡くされた方も
ニュージーランドの地震で大切な人を亡くされた方も
そこに差異はない。

複雑極まりない世の中。

今朝の新聞に
佐野元春氏が発した被災者へのメッセージがあった。
そして、月末に楽しみにしているケツメイシの大阪ライブ。
今週末予定やったツアー初日になる静岡公演の延期を発表し
日本を元気にする道を選ぶというメンバーからのメッセージ。
プロ野球のセリーグオープン戦を巡ってのいろんな意見。
高校野球選抜開催の有無。
いろんな立場でいろんな考え方、感じ方がある。
感情論でものをいうのはやめたほうがいいかもしれないとは思うが
難しい。

今夜、3週間の留学を終えオーストラリアから娘が帰国する。
ニュージーランドの地震のあとで
オーストラリアは大丈夫と心配したが
彼女が日本にいない間、日本が地震に見舞われた。
人生というのはそういうものなのかもしれないな。

結局のところ、今、自分の置かれている状況で精一杯生きるしかないということで
やっぱりここは笑う門には福来たる精神でしょうかねぇ・・・・

我が家の丸坊主くんは
丸坊主ゆえ天パのクルリンに悩まされることがなく
お風呂上りにガスストーブに頭を近づけ乾かす。
四つんばいになっておしりを突出し
頭をガスストーブの温かい風を
ドライヤー替わりに近づけている。
そのおしりに浣腸〜〜〜!をしてやる私。

このしょうもないシアワセをひしとかみしめよう。

枝野さんが私よかひとつ年下で
白髪がないやん・・・・ってことに納得がいかず、
でも、いつみてもTVにでてはる、仮眠しかとってはらへんで・・・と
少々その頑張りに敬意を表してたら
twitterの
枝野寝ろ!
菅起きろ!というネタに一人受ける。

が、菅さんも見えへんところで頑張ってはるんやないかと
とりあえず思ってみたりする。

でもそれより
原発に真摯に向き合っている
自衛官や警察官や東電の社員もいてはることも忘れてはいけない。

日本全国、ふんばりどころ。がんばりどころ。
私もあれこれいろいろふんばりどころ、がんばりどころなのだ!

そうこうしたら娘の大学から電話。
予定ではもうすぐ飛行機に乗るであろう時刻だというのに
なかなかフライトができないと。
大幅に遅れて夕方に出発。
関空には24時着という連絡。
もしかしたらそれも遅れるかも・・・と。
「地震の影響ですか?」と聞いてみると
「ん〜定かではないですが、あちらの飛行場がどうのとかはないようなのでたぶん・・・」と
「そしたら今、彼女たちは空港で待機ですか?」
「そうです。」
「まぁ、若いからな・・・」と私。

なんせ、お嬢様大学ゆえ、
私みたいに若いからそれぐらい耐えろという保護者に安心したのか
そこで一気に打ち解ける、大学の兄ちゃん(か、おっちゃんか知らんけど。)

迎えに行けなければホテルを用意してくれるという手もあるらしく
なので、迎えに行く予定の彼氏に連絡を取ってみる。
私は行けんやろ・・・
私が行っても2人で空港泊になる。
ここの最寄駅最終は23時半やしな。

ほんま人生、いろいろあるものです。
ケアンズの空港で待機しているご息女(入学式で連呼されていた)たちよ、
ふんばりどころ、がんばりどころよ!

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