我が家でスマホ持ちは高3の長男以外。だからってわけでもないがFacebookにアカウントを持つのも彼以外の4人。
旦那の高校時代の友達から「ご主人にFacebookのアカウントを作るよう伝えてください。」と私にメッセージが届き、私がアカウント取得。どうも高校時代の同窓生らがFBで交流を図り始めたようで懐かしい面々から友達申請が届き、2,3日はやり取りをしていた。
私が旦那の仕事のWebサイトを作ったのを知っていて、旦那の性格を把握している友達から、FB上でのやり取りを「それ、自分で書いているん?」と指摘されるということも。これには笑ろたけど、さすがの私も旦那のFB上のやり取りまで手を出しませんわ。旦那は旦那で仕事中にばんばんメールがなり、「仕事にならへんからアレ(すでにFBの存在はアレ)のアドレス変えてくれへん?」と悲鳴。なので新しくメアドを取得してFB専門のを作って設定する。「ときどきはチェックしたほうがいいで。」というがそれからは放置。
すでにFacebookの存在は過去もの。それって何やった?状況。なのでなんら支障なし、当然、お友達にもならない(^^)
なんせ、私が書く旦那の仕事サイトのスタッフブログを時々見ては「お前、おもろいなぁ~よぅこんなん書けるなぁ~」とケタケタ笑っているぐらいで、自ら何か書こうという気はさらさらないので、私はある意味やりやすい\(^o^)/
娘と娘の彼氏とは友達になっている。ここはOKなのだ(^^)v
そして、やたらネタを提供してくれる高1の次男坊。
高校に受かった数日後にスマホ持ちになる。ヤツのことやからそのうちFBのアカウントを取るやろうなぁ~と思っていた。
ある日、【お友達かも】ってのに名前がバ~ンとでた。うわっ!始めよったと思った瞬間、私はヤツをブロックする!(FBどころかG+もアカウントを作っている模様。私に似ていっちょかみやから。)それに、二十歳以上とは友達にはならへんと決めているしな。
私はといえば、ブロックしたくせに素知らぬ顔でヤツをネタにする。
それから、しばらくした夜、娘が言う。
「FBやっている職場のパートのおばちゃんに言われてん。『弟、FBやっている?』って名前聞いたらshunやった!」って。
「あ~知っているで。母さんのところでお友達では?に出てきよったもん。即、ブロックしたけど。」
「え~そんなんできるん?」
「うん(^^)v」
その後、その話題から遠ざかっていたある日、FBからメールが届く。
shunさんとお知り合いでは?写真にコメントを残しましょう~とかそんな内容のメール。
当然スルーですわね。
そしたらその日の夜、仕事から帰ってきた娘がツツ~~が寄って来て。
「母さん、コレ見て。」と小声でスマホのメールを見せる。
例のメール。
「母さんにも来たで。たぶん、なんかボタン押したんやと思うで。電話帳の人みんなに送られていると思うわ。」
「ほんで、どしたん?」
「スルーやん!なんやったらあんたお友達になったら?」
「ええわ・・・」
その直後、今度は旦那がツツ~~と寄ってきて
「こんなん来てんけど、何?」と例のメール。
すでにFBの存在が頭にないから意味不明となっている。
「それ、気にしやんでええで。スルーしとって。」と私。
次男坊はといえば、iPodを耳につっこんでギターをつまびいている。あほちゃう?とほくそえむ私。
その数日後、有馬の帰りに寄った尼崎の母のところで母が言う。
「shun からメールが届いてんけど、なんやよぅわからんで返事したいねんけどでけへんねん。せっかくshunがメールくれたし思うのに・・・」と例のメールを見せてくれる。
「それか・・・それ、手違いやから気にしやんといて。何もせんでええから。」
「ええのか?せっかくメールもろたのに。」
「何かしたらややこしいから何もせんといて。なかったことにして。わかった?」と念押しする。
試しにガラケー持ちの長男に聞いてみる。ガラケーでも関係ないわな、例のメールは届いていた。「そんなん、無視やろ!」とはなから相手していなかった。受験生のあんたにはそんな暇ないわな・・・・
娘に「母さん、ちょっと注意したほうがええのとちがう?」と言われ、邪魔くさいなぁ~と思いつつ、
「なぁ、あんたと友達になりませんか?ってフェイスブックから家族みんなにメールが来てんやんかぁ。」
「あ~あれなぁ、スマホいらってたらなんか押してもうたみたいやねん。」
「あんなぁ、電話帳に登録している人みんなに送られているで。」
「うん、そうみたい。」
「ばあちゃん、悩んでたわ。shun からせっかくメールもらったのにどうしたらいいかわからん?って。年寄りを悩まさせるようなことすな!」
「うん。」
「フェイスブックをやるのはかまへんけど、ゲームのアプリとかやたらとわけのわからんアプリはダウンロードしなや。ウイルスが仕込まれているのもあるで。これ、読んで勉強しぃ!!」とその数日前に買った『フェイスブックが危ない!』を見せる。
「俺、フェイスブック、全然使ってないし・・・」
「まぁ、あんたはそんなマメやないしな。とにかく、最後の章だけでも読んどき!」と渡す。
「あんなぁ、わけもわからんのにボタン押したらあかんで!フェイスブックに限らず、ネットも同じやで。それを押したらどうなるかわかってからやないとあかん。人に迷惑かけることもあるねんで!」と念押す。
受験勉強の合間にその『ファイスブックが危ない!』をぱらぱらめくる長男は「母さん、フェイスブックって面倒くさいなぁ・・・」と一言。
「面倒くさいちゃぁ、面倒くさいけど、おもろいちゃぁおもろいで!まぁ、あんたにはこのおもろさはわからんやろうけど・・・」
「別にわからんでもええわ。」
というてても大学生になってスマホに変えたらFBのアカウントを取得するんちゃうん?
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