後見人の説明会からの大人買い!

家裁の駐車場は満車。成年後見人の説明会やからか・・・とエレベーターで一緒になった親子。ちょい悪風息子と昔ヤンキーか?おかん。ふ~ん、この人たちも説明会なんやと思い込んで自分が降りるエレベーターの階を押さずにいたら、4階でチ~ンとドアが開く。

えっ!ちゃうやん!私たち2階やし。仕方ないので4階をぐるりと回って階段を探す。4階は少年なんたら・・・って書いてある。あの息子、悪さしよってんなと納得しながら2階へ。
受付を済ませちょっと大きい部屋に通される。係りのお兄ちゃんが「自由席です!」って言わはるから、当然、一番前のど真ん中に陣取る。たいてい、こういう場面では一番前の列って空いているんよなぁ。みんな遠慮しいなんよ。

家裁作成のハンドブックをいただく。
成年後見人ってなかなか大変ですわ。50万円以上のお金を動かすときはまずは家裁にお尋ねをしないといけないとか、不動産売買も事後承諾ではNGでまずは家裁に相談してそれが妥当だと認められたらGOとか。仮に義父が亡くなったときに遺産相続が発生した場合、被後見人の義母と後見人の大将は利益を得る点で対立する立場にあるから、別に新たに後見監督人の申立をしないといけないとか。当然、財産の収支報告と後見状況報告の提出も必要。
なににおいても書面でやり取りです。エビデンスです。このあたりは体質的にOKなのでいいんやけれど、とりあえず、義母より大将は長生きしないといけないなぁ~と思った次第ですわね。でないと、新たに後見人選出ってなことになる。私は後見人にはなれないから子どもらにかかってくる。こんな面倒なことはさせられない。

この説明会、私らみたいな夫婦もんや兄弟のペアを入れて、50名ほどいてはった。
大将が言う。
「結構、ようさん、成年後見人を利用しはるねんなぁ。」
「ほんまやなぁ、それだけ認知症が多いってことやで^^;」
(まぁ、あなたは名義貸しみたいなもので、実質横の嫁はんがやるからよろしいやん!)と心の中でつぶいておく。
本日から10日後ぐらいには後見人として法務局に登録が完了するので、それから後見人として契約等の作業ができるってことで義母の生命保険の住所変更と引落口座変更も年内にケリがつく(^^)v
そして、それとは別に今日から1カ月以内に提出しないといけないという宿題も出た。

そんなこんなでお昼前に会場をあとにする。帰りのエレベーターは上の階から乗ってきた人で満員。そして、こんなとこでしゃべっていいのか?ということを言うてはる。私が知らない世間ではいろいろと事件が起きているんや~。さすが家裁!!とちょっとワクワク(^^)
“さすがの家裁”をあとにして、義父母の下着を買うために堺筋本町の寺内に向かう。パーキングに駐車してさてお昼。ちょうど、12時を回ったところ、ここはビジネス街。あちらこちらのビルから出てきたサラリーマンであふれかえっている。一番、てっとり早いであろう船場センター街の地下に行くことにする。
先に歩く私に「お前、どっかアテがあるんか?」
「センター街に行ったら何か食べれるで。」っで、
結局、二人やとセルフサービスのうどん屋さん。大将はきつねうどんに別皿に玉ねぎと海老となんやもう1品天ぷら、私はかけうどん小に海老とお芋さんの天ぷら。二人で1,060円也\(^o^)/

ここから寺内1号館、下着売り場へ。
「私はおかーさんのんを探すからのんちゃん(義父)のパッチと長袖の下着を探しといて。」と別れる。
女物の下着売り場にはいくらなんでも足を踏み入れられないだろうと思って。今まではMサイズにしようかLサイズにしようか?何がいるやろか?と人様の着用するものって全くわからず、考えるだけで疲れてしまったが、今日はLサイズで買うものも大体決まっているのでちゃっちゃと袋に入れていく。満杯になった袋を持って大将のところに行く。
「のんちゃんのん、あった?」って一応聞く。
「わからん・・・」

え~~~~わからんって。今まで何してたん?と心の中で雄たけびを上げるがここは街のど真ん中、大人な私はとりあえず、その「わからん・・・」はスルーする。
「これ、持って!」と義母の下着山盛りの袋を渡す。女物スペースに比べたら男物スペースはあほほど小さい。なので迷うほどのこともなく、長袖の下着とパッチ、いわゆるズボン下ってやつを選ぶ。ことのついでに、パジャマSサイズってのもあったので、義父の分と有馬のお父ちゃんの分も選ぶ。

「さぁ次は靴下やわ。」と階を変えて、靴下売り場へ。ついでに息子二人のと娘と私のも選ぶ。「俺もいる。」っていうから「自分で選んで。」と私。
大将は靴下の好みが難しい。好みったってただただ履き心地なだけで、そこのこだわりは半端やないので私は手を出せない。私なんて家の中では息子のお下がりの靴下をはいているっていうのに・・・結局、好みのがなくて会計をするために地下へ降りる。
「お前、買いすぎとちゃうん?」って軽く非難される。
「どこにしまうかわからんし多めにお願いしますってワーカーさんに言われたし、ええねん。もしかしたら4万円ぐらい行くかも?」って脅す。結局、お支払は3万で3,000円ほどお釣をいただく。すっごい大人買い。こんな買い方、自分のものではよぅしません^^;

その流れのままホームに行って(義父母はデイサービスにて不在)、買ったばかりの下着に名前を書いて、空っぽの箪笥にしまう。古い下着は処分するために持ち帰る。ついでに炬燵もセットする。せっかくなので義父母がいてるデイに寄るがなにやら楽しげなお遊び中で義父はつれない。下着等を買ってきたことだけ伝える。さっさと自分の席に戻る義父。かわいい一人息子より面白いお遊びなんや・・・まぁ、楽しいならそれでOK!よかったよかった!先日からの懸案事項(義母のLサイズの下着一式を買うということ)が片付いてやれやれ(^^)v

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