親父の苦悩

昨夜、大将が言う。
「親父に電話したら、えらい悩んでた。」
とな。

義母は思ったことをすぐ口にする。
昨日は散髪の日。
一番に終えてもらい部屋に戻った義父母。
散髪場所は二人の部屋の横。
他の人が散髪している声が「うるさい!」と
文句を言いに行ったらしい義母。

「わし、あとでみんなに謝りにいったんじゃぁ…」と義父。

義父母と仲良くしてもらっている60代の入居者さん。
脳梗塞らしく頭はしっかりしてはる。
でも、薄い(^_^*)

義母は大きい声で
「○○さん(その60代の人)はアタマが光ってまぶしいんじゃぁ!」と言うらしい(ーー;)

「わし、かなんのんじゃ…。」と親父に訴えられて大将も
「オレもかなん…。」

当の本人は言ったことなんて忘却の彼方。

オモロイやないか…と一人ほくそ笑む私。
「そんなんしゃ〜ないやん。病気やねんし。」とホローする。
ホローになってない?

私もお手てつないで散歩中。
「みっちゃん、見たか!今のおばはん、ブサイクじゃー。」
にハラハラどきどきしつつ、
笑ってごまかしているヽ(;▽;)ノ

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