シンプル・イズ・ベスト

この時期、次年度に向けての町内会の役員決めがある。
高齢者が多い中、私ですら若い世代に入り、何かとやらされそうになる。
ということで、20年近く前に班長をしたときに、今後は順番厳守で役を決めることを公言した。
状況に応じてできない場合は都度考えるとしても順番は厳守と決めた。

班長以外会計とか他にも色々な仕事が回ってくる。
同じ班から二つの役を出さないといけないときも例外なく順番通りと決めた。
班長とその次の順番の人がもう一つの役。
役ごとに順番を変えるという複雑なことをしていたから、シンプルに順番を一つにした。

役ごとに順番を変えるのは同じ役を何回もすることを防ぐためと今さらながら思うけれど、町内会の役なんてどれも大したことはない。
役ごとの順番が複数あって、訳がわからんようになっていた。
挙句、若手に振られる。
班長の特権(そんな特権があるのかどうかしらないけれど)で、シンプルに順番はひとつにしたのは私。

これは自衛手段である。
私もそうやけれど、私より若い世代の彼女たちのためにも。

今年もまた役員決めの季節がやってきた。
いうちゃなんやけど、私に順番が回ってきたときは、進んでしんどい方の役をやっている。
皆が嫌がる方をやっている。
加えて、ここ10年ほど、役員でもなんでもないのにある仕事を私がやっている。
ボランティア以外のなんでもない。

こういう町内会の決めごとを熟知しているのはどうも私だけらしい。
この季節になると、次の役員選出について相談される。
そして今日もまた相談された。
町内会のことは私に聞いたらいいとなっているらしい。
なんでやねん。

とりあえず、説明をする。
何回、説明しても理解できないらしい。
説明しながら、わかっていないのが見て取れる。
私の説明が頭の中に入っていないのがよくわかる。

そんな難しい話をしている訳でもないのに。

たまにこういう人に出会うことがあるのよね。
理解力に乏しい人に出会うと私は目眩で倒れそうになる。
私の説明が悪いのかと思うけれど、横で聞いていて理解を示す人もいてるので受け手の問題なのだ。
理解できていないおばちゃん同士が理解している風で話をしているのを聞いていると、あかん、なんでそうなるん?となって、悪いけれどそっとその場を離れる。

なんでそう複雑に考えるのかがわからん。

世の中には簡単なことをややこしく考えて複雑にしていく人がいてる。