大人げないと思った件。

昨日の有馬。担当者会議での場面。
言語療法の24歳のお姉さん先生の所見。

舌の動きに不安があること
一文字ずつゆっくり発っする練習をしていること
などなど。
そして、最近、感情に不安定なところが見られる。
戦争のときの話や思い出話で涙ぐまれたり、
家に帰るのでいろいろお世話になりましたと挨拶されたり、
と、おっしゃる。

お父ちゃんはこの先生がとても気に入っていて
尼センデパートで売っているらしい、たい焼きを買ってきてこの先生に渡してくれと言う。
お気に入りの人にはこのたい焼きをプレゼントしたいと思うお父ちゃん。
私は食べたことがない。

そして、大人げない私は
この先生の話で涙目になる。
一通り先生方の所見のあと
婦長さんに
「おつらいでしょうが、娘さんからも何か。」とふられる。

涙もろい私は
こういう優しい言葉をかけられると目の中が涙でいっぱいになる。

ちょっとでも大人ぶりたい私は
「すみません、涙もろいもんで・・・」っていいつつ
とりあえず、しゃべる。
感動の一場面を作ってしまう。

感情が高ぶると涙があふれるタチで
これは”つらい”というものなのか。
“つらい”という感情がイマイチ実感できない。
“かなしい”でもない。

50前のおばはんがこういう場面で涙するのは
大人げなさ過ぎると恥ずかしくなる。
感情の高ぶりは自分で分かっているが
頭の中もちゃんと冷静に動いていて、
あかん!あかん!って思うのに、
そう思えば思うほど、涙はあふれるという悪循環。

あ〜〜年相応の大人になりたい・・・
そして、あれは
“つらい”でなかったら何やったんやろか?
散々考えて、山を下りるバスの中でやっと気づく。
あれは”たまらん”やと・・・

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