夏と冬、お盆とお正月のドライブ旅行。
今回もまた四国に行きました。
何気に四国、特に高知がお気に入りの昨今です。
太平洋に面している。
灯台と風車(風力発電)を見ることができる。
そして、満点の星空。
これらが四国、特に高知がお気に入りの理由です。
今回の旅の目的はうどん県のうどんを食べ、足摺岬に行くことです。
リベンジ旅行です。
香川のうどん屋さんは早朝に開店しお昼過ぎに閉店します。
前回、そんな下調べをせずに出かけたものですから、うどん県らしいうどんを食べられずに帰ることになりました。
今回は早朝に出発し開店と同時に入店できるよう家を出る覚悟です。
大晦日の出発です。
開店時間云々前に大晦日にお店を開けているのかが気になります。
数日前にめぼしいうどん屋さんに電話をかけ確認しました。
そして、大晦日にお店を開けている”中西うどん”を目指すことにします。
朝、4時に出発です。
7時着を目指します。
朝食はうどんという設定です。
淡路島を縦断し四国に入るコースで向かいます。
朝方だからでしょうか、大晦日だからかもわかりませんが明石大橋のネオンは消えていました。
淡路島の入り口にある大きな観覧車も無灯で静かに朝が来るのを待っていました。
淡路島を縦断し鳴門大橋を渡り香川に向かいます。
明るくなりつつある空の下、中西うどんに着きました。
7時を少し回っています。
開店直後だというのに、店先の駐車場にはすでに車が何台か止まっています。
お店の中は20名ほどのお客さんの姿が見えます。
朝、7時の風景とは思えません。
中西うどんのうどんは非常にコシがあります。
ガツンときます。
お出汁がきいた色の薄いお汁も美味しいです。
天ぷらは今、揚げ始めたといった様子で種類が少なかったのが残念でした。
香川のうどんを食した経験のある子どもたちが口を揃えて「うどん県のうどんは美味しい!」という、それをやっと実感しました。
うどん県のうどん、ほんと美味しいです。
ひとつめの目的を達成したあと、次は瀬戸内海の天空の鏡を言われている”父母ヶ浜海岸”に行きます。
残念なことに少し曇り空の午前中ということもあり、天空の鏡を味わうことができませんでした。
残念な気持ちを引きずりながら金比羅さんに向けて移動します。
お昼前に到着しました。
先に昼食を摂ることにします。
ここでもうどんを食べることにします。
金比羅宮 本宮までの785段の階段を上る前のエネルギー補給です。
“てんてこ舞い”のうどんは朝の”中西うどん”よりコシが少し柔らかく優しいうどんでした。
といっても、しっかりコシはあるのですが。
お汁は鰹出汁がきいていて私はこちらのお汁の方が好みです。
お昼前ということもあり、少し並ぶだけでうどんにありつけました。
エネルギーの補給もしたことですから本宮までの785段の階段を上がることにします。
なかなかハードな階段でした。
ここから、高知に向かいます。
予約をとった宿のある足摺岬に行く前に”龍河洞”に寄ります。
高松自動車道を南下して高知に向かいます。
“龍河洞”は幻想的な空間を体験できる鍾乳洞です。
夏は涼しく冬は暖かいとの説明通り、本当に中は暖かでした。
背の高い人、横にボリューミーな人はちょっとしんどい鍾乳洞です。
かがんだり、体を横にしないと通れない場所がいくつかありました。
そろそろ終わりかけの辺りで岩碧をスクリーンにした映像が流れます。
それも含めて、今回の旅でのお勧めスポットのひとつです。
ここで私は買ったばかりのクラダピアスの片方を鍾乳洞の中に置いてきました。
あまりの暖かさにマフラーを外したときに外れたのでしょう。
気がついたときにはすでに車はホテルに向かっているときでした。
2019年、いろいろあった出来事の、あまり嬉しくないことをピアスと共に置いてきたようなものです。
これで良い年を迎えられるに違いないと思い直します。
ここから足摺サニーサイドホテルまで3時間少しかかります。
太平洋に面している高知の移動は本当に時間がかかります。
3時間ほどの睡眠で出発したのが影響したのか、あと10分ほどでホテルに着くというときに私は気分が悪くなります。
おかげでホテルが用意してくれていた晩ご飯のほとんど手をつけるができませんでした。
翌日のために早々に眠りにつきエネルギー補給に努めます。
こうして2019年は暮れていきました。
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