成年後見人信託支援制度、なかなか進まない。結局、弁護士のご希望通り半年かかって、半年分請求される感じか…
いや、それ以上、かかりそうな流れになってきている。
ほんま、家裁のあの女性の話はアテにならん。
弁護士に気持ちよく協力したら半年もかからず費用を抑えられるという説明は、その場限りの出まかせってことがよくわかった。
先週末、義母名義の金融機関に行って、預けている定期の現時点での利子の明細書を発行してもらった。
この作業にも成年後見人登記事項証明書と思い、東京の法務局に請求した。
その数日前、弁護士から利子の明細書交付指示の電話があった。仕事中に。
登記事項証明書が必要になるというから、
「東京の法務局から取り寄せる。」という私。
「谷四の法務局に行けばすぐですよ。」
「谷四は成年後見人本人が行かないともらえませんやん。」
「あっ、僕やったらもらえるねんけど。なんやったら僕がしよか?」
「いえ、結構です。東京の法務局に郵送で請求します。」というやりとりがあった。
そら、そうやろ!
貴方は高いお金と手間をかけて弁護士になりはったんでしょ。
私はただとおばちゃん。
私と違うのは当たり前ですやん。
そんなこといちいち言うなよ。
ていうか、あなたが動くと高いお金がかかる。
私は無償でやっとねん!!
私は小銭を稼ぐのに忙しいねん!
そんなことがあって、明細書を発行してもらいに金融機関に行った。
明細書の発行には成年後見人登記事項証明書は必要はなかったらしい。
っで、顔なじみの窓口のにいちゃん相手に、今後、このお金はよその信託銀行に移ることになりまんねんとか、愚痴る。
「国の陰謀としか思えん。」と超辛口なことも口走る。
窓口のにいちゃん、成年後見人登記事項証明書を見ながら、「口座の登録をしなあきませんわ。」とおっしゃる。口座名義◯◯ 成年後見人△△としな出金できませんとか。
現時点、信託支援制度の真っ只中、成年後見人はうちと弁護士と連名。
「弁護士の先生とご主人と2人の名前にしやなあきません。こればっかりはご本人に出向いてもらわなあきませんねん。」とおっしゃる。
(なんで、先生と呼ぶん?とツッコミそうになる。陳腐すぎる。)
そら、しゃあないなあ〜と今後の流れを説明する。
「信託銀行にお金を預けたら弁護士は成年後見人を退任して義母の成年後見人はひとりに戻るんやけど…」
「現時点で2人なら2人のお名前。変更があれば変更してからまた手続きをしてもらわないとあかんのですわ。」
「そうですの?そら、しゃあないわなぁ。」
と、帰宅し、弁護士にその旨と明細書の交付済みをメールで知らせる。
即、電話がかかってくる。暇なんか?
「口座名義の登録は僕ひとりでもいけるはずなんやけどなぁ。いっぺん近所の金融機関に聞いてみますわ。」やて。
自分の事務所の行きつけの金融機関なら・・・ってニュアンスが気に食わない。
弁護士の職権利用?
結局、弁護士の名前だけ登録することになる。
フーーーン。別にええねんけれど。
このあとや。
「来週、こちらに来てもらえますか?そのときに全ての通帳とキャッシュカードを持ってきてください。
信託銀行の手続きに入るよう裁判所に書類を出して審判が下りれば僕が信託銀行と契約をします。
その間、通帳を預かります。」
「それはひと月ぐらいですか?」
「いえ、だいたい3ヶ月ぐらいはみておいてください。」
「はぁ。」と気乗りしない了承の私。
3ヶ月も預けるんですかぁ!!
「お金が必要なら僕に言ってください。お渡しします。」やて。
義母に係る費用は基本引き落とし。
のっぴきならない出来事、入院するたらそんなことがない限りは、現金を引き出す必要もない。
ていうか、あんたのお金とちゃうやろ?
ていうか、この人、自分のこと、僕っていう。
一般的に社会人は男女関係なく自分のことは「私」やないのか?
キャッシュカードも持ってこいと言う。
そこまで疑うのか?
キャッシュカードで引き出すと疑われているとしか思えない。
超気分悪い(一一”)
とりあえず、了承して電話を切ってからふつふつの沸き起こる不安。
別に疑うわけやないけれど、人間というのはお金に弱い。
自分のお金でないけれど自由に扱えるお金が目の前にあると、魔がさしたりする。
たとえ、それが弁護士であろうとも。
魔がさすやろ、人間やしな。
なっ、新聞沙汰になっているのは、成年後見人の弁護士の使い込み事件やん。
まっ、家裁は成年後見人になってる家族がお金を使い込むテイで信託支援制度とかいうてるわけで。
家裁や弁護士は家族が魔がさすと思っているわけの信託支援制度なわけよな。
その義母の通帳が弁護士の手に渡れば、今度はその弁護士が魔がさすかもって考えるのは至極当然な話。
はい、今度は私が疑う番ですわ(笑)
よくよく考えてみ。
義母のお金がなくなったら困るのはうちよ。
ホーム代が払えなくなったら在宅介護をせんならんようになる。
そういうことも考えぇの、毎月のマイナスを補う貯金はあと何年もつかしらん?と計算するわけで。
使い込むわけないやろ!!
裁判所は手間とお金をかけてなった弁護士はそのステータスを失うようなことはせんやろうというので、弁護士を信じているのかもしれないが、それは甘い。
それに、弁護士が使い込みをしなくても、事務員が使い込むかもしれん。
弁護士事務所に泥棒が入るかもしれん。
弁護士に預けたあと自然災害が起こったらどうなる?
通帳が見当たらない、
今までの流れからも裁判所は弁護士の味方をする。
弁護士が通帳を預かっていないと言う。
やっぱり家族が使い込んだのかってなるんやないの?
ちゃんと時系列になったエビデンスは必要やな。
一抹の不安を隠せない私は弁護士にメールする。
確認したいことがある。
通帳を預けるのは構わないが、その際、額面記載の預かり証なりを発行してもらえるのか?
いや、当然、発行するとは思うけれど。
お金がなくなると困るのはうちでその所在を明確にしておきたい。
と書く。
ほんまはもっとイヤミっぽく書きがったが遠慮した。
家裁も信用できない。
説明会のときに、信託銀行契約時には通帳をすべて弁護士に預けるなんてことはひとこともなかった。
それどころか、「弁護士に動いてもらったらお金がかかるからなるべく動いてもらわんようご家族さんがすれば費用を抑えられる。たとえば、現時点の金融機関から送金するのはご家族がして、受け手の信託銀行は弁護士に対応してもらうとか。」という説明やった。
家裁と弁護士の認識の違いなのか?
個々の弁護士によって対応が違うのか?
家裁も弁護士も成年後見人の家族をなめてるとしか思えない。
だから、その場限りの適当な説明会、あとは弁護士に任せたという姿勢。
そして、私は再認識する。
大きな組織に逆らえない無力な小市民。
小市民の心得。
事が起こったときに身の潔白を証明するためのエビデンスは必須。
それと引換でないと通帳は渡さない!
弁護士のことを先生なんて呼ぶか!
と決意を新たに、今週の弁護士との面会に臨もう(^O^)/
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