いつまでかかっとんねん!信託銀行の手続き( ̄^ ̄)ゞ

あれは9月半ばのこと。
義母の通帳の一切合切を弁護士に預けた。
弁護士といえ、人間やから信用でけへんし、前日に通帳中身を集計しておく。
当日、提示された弁護士作の預かり書と照らし合わせる。
当たり前やわな。
これがあるから、義母は優雅に暮らせてはるし、私も在宅でお世話せずにすんでる。
これがなくなったらえらいことやし。

弁護士事務所では、今後、通帳名義が成年後見人弁護士○○と、一旦は弁護士名義になって、信託銀行と契約するという説明を受ける。
えっ、それって超不安。
成年後見人としてとはいえ、義母の通帳名義が弁護士名義になるって怖っ。
世間では、新聞沙汰になっているのは、弁護士の使い込み事件やし。
そんなことになったら、裁判所にも責任を取ってもらわなあかんよな!

信託銀行との契約にあたって、まずは裁判所にこの数ヶ月の結果を報告するらしい。
月々のお金の管理をちゃんとしているか?という結果を踏まえて、今後もうちが義母の成年後見人として適当かどうかの弁護士の見解を提出し、裁判所が審判を下すという流れらしい。
なんども言うが、義母の生活しているホーム代もデイーサービス代もホームで受ける往診代もすべて引落しやから、どこをどうごまかすねん!綺麗なもんや!
超~~~シンプル!!
お金のことはシンプルにするのが鉄則や。
それでもその管理状況を3か月間チェックされた。
時間稼ぎとしか思われへん。
そんなもん、今までの一枚40円でコピーした資料で判断できるやろ!!

っで、10月の最初に「裁判所の審判が下りた。」と。
引き続き、うちが成年後見人でOKだそうで、今から信託銀行との契約に入る弁護士から連絡が入った。
それからひと月以上、月日は流れた。
音沙汰なし。
どないなってんねん!!

2月の裁判所での説明会では、信託銀行の契約(預けている口座を解約して信託銀行に口座を開く)は、ご家族さんと弁護士さんが二手分かれて対応すれば、弁護士費用を抑えられるという話やった。
だが、実際は弁護士に全ての預貯金通帳を預けて、弁護士がひとりで処理する流れよ。
あの説明会では、弁護士を通帳を預けることになるんてひと言もなかった。

話は戻る。
現時点では義母の口座名義は、「義母の名前 成年後見人弁護士の名前」となっているはず。
なんか、これも納得でけへんねんけど、しかたなく飲んだ。
信託銀行との契約が済めば、弁護士は成年後見人を解任される。
当然、義母の口座名義から弁護士の名前は消える。
いや、消す作業をこちらがするわけやけど。
そのことを通帳を一切合切預けたときに確認した。

「そうです。僕が解任されたら成年後見人はご主人だけになるので口座名義の変更をしてください。
但し、そのあとは口座名義には成年後見人としてご主人の名前はつきません。
信託銀行に預けるのは成年後見人が勝手にお金を出さないためですから。」やて。
出た!この疑われようよ、気分悪いったらない。

2月の裁判所の説明会では、
ご家族さんの負担を軽くするためにシステム。」ときれいごとを言うていた裁判所のこれが本音か。
わかっていたけれど、言葉にして聞くとめちゃ気分悪い!

通帳の名義が持ち主の名前になるならそれでOKやろ。
ていうか、この信託銀行に預けるシステムは裁判所の承諾がないとお金を引き出せないっていうものやろ?!
まぁ、弁護士って言う職権を悪用したら出せるかもしれんけど、うちには出されへんってことですやん。
私は、弁護士を疑うわ!
これだけ最初の話と違う状況になってきたら、裁判所とグルかよ?とさえ思えて仕方がない、この信託制度。

現時点ででは、義母の成年後見人は弁護士とうち。
成年後見人は定期的に被成年後見人の様子を確認するのも仕事。
なので、弁護士は一度だけ、義母の様子を確認にホームにきた。
いやあれは、うちが成年後見人としてちゃんと義母のお世話しているのか?というチェック。
それも裁判所に報告しなあかんしな。
ちゃんと報告してくれたんやろか?
週一の訪問は欠かしてないってこと。
ホームでは週一ペースで会いにくる家族はそうおらんと、ケアマネさんにもワーカーさんにも感心してもらっているねんけれど、そのあたりも調査したんかい?
ていうか、弁護士さんよ、帰りしな、「お母さん、また、来ますね。」って調子のええこというて、それっきりですやん。
口だけかよ。

歩くという行為もかなり忘却の彼方になっている最近の義母はとうとう車椅子のリース契約をした。
口だけは達者やから、同じフロアの利用者さんの気分を害することを発して、喧嘩勃発。
トラブルメーカーとなっている。
私は「迷惑かけてすみません。」と謝る日々やし。
高いお金を払っているから、自室に閉じ込められることもなく、ワーカーさんたちはいろいろ工夫をして、他の利用者さんとの揉め事が起こらんようにしてくれてはる。
これも義父が自分の預貯金を義母名義に変えて、義母の預貯金を増やしてくれたおかげ。
大事なお金や!
そう思ったら、ますます、いつまでかかってるねん。
信託銀行との契約。
1カ月以上もなんでかかるねん!!

マジで一抹の不安をかくされへん。
私の危惧がマジになったら、弁護士を指名してきた裁判所に責任とってもらうしかないよな。

世間では認知症が増える一方らしい。
今後の注目される、認知症産業のひとつとして、この支援信託銀行のシステムは、それに関わる弁護士と信託銀行四行を潤すであろう・・・・ということで認知症産業の展望を語ってみた。
オワリ。

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