不測の事態に見えるモノ

雑記

月曜日の朝に大阪北部を震源とする地震が発生しました。
被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
何より小さな命が奪われたことに心が痛みます。

その朝、私は自宅のテーブルの椅子に座って、仕事に行く準備をしておりました。
ズドンときてゆっくり動きだす感じに
あっ、地震
と思います。
それと同時に洗面所にいてた次男がこちらに来ます。
椅子を押しのけテーブルの下に潜りこもうとします。
えっ、テーブルの下にはいるんや
と思うのと同時に、次男に引きずられるようにテーブルの下に身を収めます。
いつの時点でそうなったのか次男と手を繋いでいることに気づきます。
私が繋いだのか、繋がれたのか、記憶にありません
テーブルの下に潜り込んでから、テーブルの上でスマホのアラームが鳴りました。

「今ごろかい?!」
と突っ込み、テーブルの下から家の中を見ます。
ぶらんぶらんと大きく揺れている壁飾りを目にします。
テーブルの下に隠れるより、出口の確保が優先とちゃうん?と思います。
そんな余裕はあります。

結構長い時間揺れていたように思います。
やっと揺れが止まります。
次男がすぐにベランダにでます。
いやいや、ベランダより玄関のドアやろ。
「玄関、開くか、みとこ〜」と、私は玄関のドアを開けて外の様子をみます。
静かです。

震源地等情報が欲しいので、Google Homeに話しかけます。
「オッケーグーグル、radikoかけて」
に無反応です。
何回目かの呼びかけに、FMが使えないと言われます。
「例えば、ラジオ日経をかけてなどと言ってください」とダメ出しされます。
仕方ないので、ラジオ日経をかけてもらいましたが、地震情報などいっこうに流れません。
やはりリアルタイムで情報を得るのはTwitterかもしれません。
Twitterで震源地を知りました。

その後、仕事に出た我が家の大将に電話をしますが通じません。
家を出た長男と娘夫婦の様子が気になります。
グループLINEで尋ねます。
みんなすぐに反応があります。
無事です。

友だちともLINEで安否確認をします。
娘がLINEで「ばぁちゃんは大丈夫?」と心配します。
一人暮らしの86歳です。
すっかり忘れていました。
すぐに電話しますが通じません。
そばにいてる次男の携帯に電話してみます。
通じます。
私はdocomoで母はauです。
これは同じキャリアでないと通じないのかもしれません。
母と同じauの娘に電話をかけてもらいます。
通じたようです。
無事のようです。
義父母についてはホームに入っています。
何かあれば電話があるでしょう。
また、地震のあとの対応で忙しいはずと思い、電話はしないことにします。

ここでやっと職場の社員の安否か気になります。
また、乗換アプリでは平常運転になっている大阪メトロがTwitterの情報では動いていないことを知ります。
電車が動かないことには会社には行けません。
取り急ぎ、社員等安否確認をして、電車が動き次第出社する準備をしておきます。

お昼頃には動きだすと思っていた大阪メトロ中央線がまったく動きません。
仕方ないので、次男と2人でお昼ご飯にラーメンを食べ、Twitterで運行情報確認に精を出します。
14時半頃に大阪メトロ中央線が動き出したTweetを見つけ、職場に向かいました。

そんな長い1日を終えて帰宅。
取り敢えずは安否確認をしたものの、その時の状況を聞いていなかったことに気づき、今更ながら、娘と長男に電話します。
そのとき、娘は夫婦でいたようですし、今は防災グッズの荷造り中といいます。
長男は大学の最寄り駅の階段にいたときに地震に遭遇したようです。
ここよりはるかに震源地に近い場所です。
にも関わらず、早く学校に行きたかったので、揺れている最中も大学に向かい歩いていたとのこと。
大学に着いたら、窓ガラスが割れたりと大変やったと。
家に帰る電車が動き出すまでは学校で過ごし、夜になってからひとり暮らしのマンションに戻ったようです。
マンションは23年前の阪神淡路大震災であちらこちら補修をしています。
今回の地震ではとりあえず問題はないようです。

今回の地震で得た知見としては
まず、一瞬ではあるがradikoは使えなくなる。
アナログのトランジスタラジオは必須である。
乗換アプリのリアルさは信頼できない。
ガセネタかあるとしてもTwitterはリアルなネタを入手できる。
携帯電話は規制がかかっている中、同じキャリアなら繋がる。
なんやかんや言うても次男は可愛い(笑)

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