1泊2日の東京散策。
あまりにいろいろエピソードがありすぎて、一度に網羅する技量がありません。
小出しにするも、それぞれが2000文字を超える、ちんたら長文をすでに4本、綴りました。
GoogleMapは非常にありがたく、行きたい場所に導いてくれるんだけども、私は自分が動いた軌跡を地図上で認識したいタイプです。
本来なら移動するときに、現在地とこれから行く場所を地図上で認識してから動きたいのです。
さすがに今どき、地図を広げてウロウロするのもなんなんで、iPhoneのGoogleMapを見るわけですが、小さすぎて全体の地図が見えません。
また、私は地図というものは北を上に表示するものと骨の髄まで刷り込まれています。
最近の駅の案内地図はこれを大きく裏切ってくれます。
探せば方位記号が必ず記されてはいるのですが。
スマホで地図を見るのと同じ仕組みになっていると思われます。
多分、そうです。
私は今、地図の中のどこにいて、どっち(東西南北)に向かっているかを認識できないと、まぁ、正直いうて迷子の気分になります。
目的に向かう過程を把握したいわけです。
過程がイマイチあやふやな状況での東京散策でした。
おさらいをしていきます。
この旅の目的は末っ子の様子を見に行くことです。
すでに私は確認済みですが、まだ確認していない家族(父と姉、兄はすでに単独で確認済みの模様)を連れて行きます。
せっかく、東京くんだりまで行くので、観光も取り入れます。
私個人としては、読了したばかりの「ツバキ文具店」の影響で鎌倉に足を延ばしたかったのですが、却下されました。
まず、新大阪を8時半過ぎに出発して、11時過ぎに東京駅に着きます。
のぞみでしたので、停車駅が少ないです。
3人ですので、のぞみの3列シートを初めてありがたいと思った次第でございます。
今まで、気付きませんでしたがのぞみの3列シートは、真ん中の座席が他の席より若干広いようです。
また、3列シートは富士山側ではないということも初めて知ります。
富士山を見るために私たちはデッキに移動しました。
私たちだけです。
そんないかにもおのぼりさん的行動に出たのは。
皆さん、新幹線は乗り慣れているのでしょう。
富士山も見飽きているのでしょうか。
私は毎回、感動します。
はっきり言って子どものときから見慣れている六甲山や今、横手にある生駒山にも愛着はあるのですが、やっぱり富士山は別格です。
新幹線を乗るたびに富士山に感動したいのです。
のぞみの場合、新大阪駅を出発して1時間40分から45分ぐらいで富士山の雄姿を拝めることができます。
出発前に調査済みです。
のぞみは名古屋から新横浜までぶっちぎります。
うかうかしていると富士山を見過ごしてしまいます。
話が逸れますが、「雄姿」は勇姿なのか雄姿なのか、わからずググりました。
そうしたら、ジェンダー的にいろいろ考え方があることを知り、言葉ひとつ使うにもいろいろ気を使わなあかんということを再認識しました。
女性に雄姿を使ったらあかんとか、別にかまへんとか・・・
イメージで富士山は「雄姿」にしましたが、使い方を間違えているかもしれません。
話を戻します。
デッキから富士山を拝んだあと新幹線は新横浜に入り、その後、品川、東京へと続きます。
東京駅でまずお昼ご飯をいただきます。
そのあと、駅舎を眺め、スカイバスで「東京タワーとレインボーブリッジコース」で1時間のバスの旅です。
私たちは丸の内側改札口をでます。
新幹線を降りてから東京駅の外にでるまでにひとつ事件がおこりました。
その後、KITTEビルでラーメンを食べ、その展望ブースから東京駅の駅舎を眺めます。
東京駅を斜めに楽しんでいたら、正面から眺めている人のかたまりを見つけます。
そこに移動することにします。
丸の内ビルディングです。
ここなら東京駅を正面から眺められます。
新しくなった東京駅の駅舎、本当に素晴らしいです。
しかしながら、私は大阪の中之島にある中央公会堂の方が好きです。
規模は遥かに東京駅の方が大きく圧巻なのですが、周りの風景込みで観ると中之島の中央公会堂が好きやなと思ってしまいました。
まっ、大阪バカです。
ちなみに昔の東京駅の写真が出てきたので貼っておきます。
昭和40年代だと思います。
予約したスカイバスの時間まで小一時間ほどあるので、東京駅と皇居を結んでいる広い通りに行きます。
行幸通りです。
開催中のラグビーワールドカップのモニュメントがありました。
そこから丸の内仲通りを歩きます。
歩行者専用でした。
常時そうなのか、土日だけそうなのかはわかりません。
オシャレな通りです。
私の知る限り、この雰囲気は大阪にはありません。
さすがです。
天下の東京です。
大都会東京です。
昨日、難波に行きましたが東京に比べたら大阪は田舎です。
しかーし、食い道楽と言うだけあって大阪は何を食べても美味しいです。
たこ焼きごときに行列ができるのも、うなずけます。
昨日は千日前の「はちまるはち」のたこ焼きを食べました。
「はちまるはち」の向かいにある薬局の前の歩道と店を区別する膝丈の塀(?)みたいなのがあるじゃないですか。
何て名称なのでしょう。
そこが「はちまるはち」のたこ焼きを食べるブースのごとくになっています。
私もそこに座って食べます。
お店が用意したイートインスペースではないので軽減税率でしょうか。
そこに座って食べていると、横に座っているおじさんに話かけられます。
北海道の旭川からご家族で大阪旅行中やそうです。
奥様は「はちまるはち」のたこ焼きを買うために並んではります。
たこ焼きの前に「ゆかり」でお好み焼きを食べたそうです。
お好み焼き、たこ焼きときて、このあとはなんば花月に行くとか。
ザ・大阪を満喫したはります。
千日前ですからね。
京都と神戸と大阪を並びで語りはったので、一応、注意しておきました。
「京都の人の前で大阪と京都を同列で語ったらあきません。また、神戸の人の前でもあきませんよ。京都の人も神戸の人もそれぞれにプライドをお持ちです。大阪なんぞと一緒にしてもろたら困ると思ってはります」
「大阪の人はいいのですか?」
「大阪は何でもウェルカムです」
そういえば、東京散策中、家族以外で話をしたのは駅員さんかお店の人かホテルの人です。
あっ、あとは帰りの新幹線待ち東京駅構内で「(タバコ)1本吸える場所、どこ?」と話かけられたぐらいです。
大阪やとバス停でバスを待っているだけで、「ええ天気やなぁ」と一面識もないおっちゃんやおばちゃんに話しかけられます。
そして、全く知らない人やのに「どこに行きはるん?」とか聞かれます。
だいたいからして、大阪のおっちゃんもおばちゃんも自分のことを喋りたいから、まず相手のことを聞いているだけです。
人にどこに行くのと聞いておきながら、「私は孫に会いにいくねん」とかそこからどんな孫かと話が膨らみます。
バス待ち10分ですっかりお友だちです。
現に今、たこ焼き食べてるだけで20分も話し込んでるやないですか。
話が明後日の方向に行き過ぎました。
話をグッと戻します。
すでに長文化しています。
やっとスカイバスに乗ったところで一旦、終わります。
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