2020年鵜の岬から臨むご来光と足摺岬灯台、臼碆埼灯台

今回の旅行のもうひとつの目的、足摺岬は四国の最南端に位置します。
徳島出身の人にこの旅の話をしたとき「えらい遠いところに行かれるんですね」と言われました。
同じ四国、徳島の方でさえ遠いと言われる足摺岬です。

前夜、ホテルの方に教えてもらった初日の出ポイントは足摺岬ではなく、鵜の岬です。
こちらの方が人も少なくて良いとのことなのでそのお言葉に従うことにします。
元日の日の出は7時過ぎです。
前夜の体調不良も熟睡により回復した私はいつもどおりに6時に起きます。
初日の出を見るために暗い中、ホテルを出発します。
あとで知りましたが足摺サニーサイドホテルからだと足摺岬に行くより鵜の岬の方が近かったようです。
車から降り岬の先っぽまではスマートフォンのライトを頼りに山道を下ります。
日の出まで30分近く、太平洋を眺めながら時間を潰します。
太平洋の向こうの端がだんだんとオレンジ色を帯びてきます。
それとともに空も少しずつ明るくなってきます。
地球の丸さを実感する太平洋の端っこから太陽の片鱗が現れ始めます。
いよいよ初日の出です。
ご来光を浴び2020年の夜明けを迎えます。
太陽の存在の偉大さをしみじみと感じた朝でした。

2020年ご来光

2020年ご来光

2020年ご来光

2020年ご来光

2020年ご来光

2020年ご来光

初日の出を堪能しホテルに戻ると朝食が用意されていました。
元旦です。
おせちとお雑煮と湯豆腐をいただきます。
昭和感漂う古いホテルでしたが、お料理やスタッフの方々の心遣いはとても良く、短い滞在時間でしたが気持ちよく過ごしました。

さぁ、2日めのスタートです。
ホテルをあとにし、足摺岬へと出発します。
岬の麓にある”金剛福寺”は、予定外での参拝でしたが綺麗に整えられたお庭がとても心地よい雰囲気です。
安置されいている三面千手観世音像が圧巻です。
金剛福寺は四国最南端、第38番札所だそうです。
補修のための石畳を一枚1000円の寄付で募っていました。
寄付とともにマジックで名前を記入します。
旅の記念に私も一枚、寄付してきました。

金剛福寺

金剛福寺

金剛福寺

金剛福寺

いよいよ足摺岬灯台です。
ここではジョン万次郎の銅像が太平洋に向かって立っています。
桂浜に君臨している坂本龍馬を思い出します。

ジョン万次郎

足摺岬

足摺岬

足摺岬灯台はロケットのようにすっきりとした立ち姿をしています。
灯台には上げれませんが、スリムな姿に見惚れてしまいます。
遠くから眺め、そして近くまで行き見上げます。
灯台を海から眺めたい。
灯台が光を放ち海を照らす姿を見たい。
灯台への思いが膨らみます。


足摺岬灯台の次は臼碆埼灯台です。
臼碆埼灯台は足摺岬灯台よりはこじんまりしています。
こちらもすっきりした姿をしています。
横に照射灯併設している灯台です。
臼碆埼灯台は白いタイルで作られています。
灯台を囲む柵の柱もタイル張りです。
そのフォルムといい、タイル張りといい、お洒落な灯台でした。

臼碆埼灯台

臼碆埼灯台

臼碆埼灯台

臼碆埼灯台

臼碆埼灯台

臼碆埼灯台


臼碆埼灯台の柵のすぐ外を何気に目をやりました。
クルクル丸くなって寝ている蛇を見つけます。
この日の高知は晴天でお日様が当たる場所はポカポカと暖かい小春日和です。
その蛇はまるで日向ぼっこをしながら寝ているようでした。
私はカメラのレンズを向け、写真を撮ります。
そのシャッター音で目を覚したのか頭をもたげる様子がまぁ可愛らしい蛇です。
伸びたらゆうに1メートルはあるのではないでしょうか。
足摺岬の遊歩道には『マムシ注意!』の看板を見ましたが、目の前にいる蛇の模様はマムシではなさそうです。
上から見る顔も穏やかそうです。
多分、青大将ではないでしょうか。

青大将
2020年元日早々、蛇に遭遇した私は良い年になりそうな気しかしません。

我が家の灯台めぐりの旅、そのベスト3に入るであろう臼碆埼灯台とその足元で出会った蛇でした。
白亜の灯台と青い空とエメラルドグリーンの海と波の音、いくらでも眺められます。
おかげで灯台、2灯にずいぶんと時間を費やしてしまいました。

次の旅程に進みます。
ハワイに旅行したときに訪れたウミガメに出会ったハレイワビーチを思い出させる大岐海岸。
元日という冬の最中、波に乗るサーファーがサーフィンを楽しんでいました。
快晴の大岐海岸は真夏を感じるロケーションでした。

大岐海岸

大岐海岸

大岐海岸

太平洋満喫の旅は続きます。
竜串からグラスボートに乗りサンゴ礁や海の魚を観賞します。
グラスボートで見残し海岸に着きましたが、海岸を散策すると小一時間かかるとのこと、今回は時間がないので15分だけの散策にします。
見残し海岸はその昔、この地を訪れた弘法大師があまりの難所のために見残したことから名付けられた海岸だそうです。

見残し海岸

見残し海岸

見残し海岸

見残し海岸

見残し海岸

グラスボートのあとは柏島を目指します。
船が浮いているように見えるほどエメラルルドグリーンの海が美しい、その風景を見て高知をあとにする旅程です。
灯台やグラスボートで時間を費やしたのと、冬の日暮れの早さも手伝って夕暮れ間近の柏島の海は透明度は感じながらも船が浮いたように見えるエメラルドグリーンを満喫することは叶いませんでした。
また、日中、あんなに暖かだったのに日が暮れかかると風の冷たさが身に滲みます。

と、そんなときにイルカに遭遇します。
すぐそこでは釣り人がいてる波止場です。
そこでいきなり大きな魚がジャンプします。
いえいえ、よく見るとイルカです。
こんな間近で見るのはハワイ以来です。

柏島のイルカ

中央、左上、顔を出したイルカ!

今回の旅はこの辺にして家路へと向かうことにします。

17時ごろに柏島を出発して、途中、晩ご飯を食べたり休憩を取ったりして、家に辿り着いたのは0時を回っていました。
2020年は旅で始まりました。