図書だより

昨日、高校生の娘が持ち帰った図書だより。

村上春樹氏の著書について
プリント裏表を使って、お薦めドコロなんかを語ってくれてはる。
思わず読む。

たぶん、この先生はめっちゃ村上春樹氏の小説が
お好きなのであろうと思わせる語りなのが
伝わってきて
ノルウェーの森(上)で止まっている私は
(手元にあったのが上だけで下がなかった)
もう一回、ちゃんと読んでみようという気にさせられた。

今、ベストセラーになっている1Q84もそのうちという気になる。
高校生のお薦めとか
わが校図書室にあるとかとマークづけしてあるぐらいなので
子供たちに読んでほしいというので
切々と語ってはるのであろうそのプリントを見て
本来なら生徒たちが共感すべきなのだが
保護者である私が共感した。
そのことを伝えたいやんと娘に
「これ、おもろかったわぁ。
これ、書きはった先生、知ってる?
知ってたら、これおもろかったと云うてて」と云う。

「あの、昔、オトコマエやったやろっていう国語の先生やで。
でも、そんなことよ〜伝えんわ」と娘。

夏休み最終の日曜日に
難波であった某塾の高校合同説明会(公立私立とも)で
私がお話させてもらった先生を言う。

来春受験の中3の長男のため
その某塾に通ってもいないくせに
説明会だけ参加させてもらった。
いや、新聞折込チラシに入っていたその案内には
塾生やない一般の人もOKと書いてあったのだ。

長男は別の高校を狙っているが
娘の通う高校の厳しさと進路指導の熱心さは気にいっているので
ちょいと視野に入れて考えてみた。
その趣旨を話して
「こういうケースってあります?」て問うてみた。
それから
学校のレベルのよって教科書の違いは歴然としているので
それで大学を目指す場合ってどうなんでしょう?と

「僕の口からいうのはなんですが、
お子様のレベルに合った高校に行かれるのがベストだと思います」と
正直なところを話され
「うちの高校は英語が弱いから、万が一
うちに入られて上を目指すなら高度な英語演習を
独自にされるのがいいでしょう」とアドバイスも頂く。

なかなか的確な意見として受け止め、
印象もよかった。
帰ってから娘に言うと
「昔、オトコマエやったやろうなっていう先生やろ?
あんまり関わりはないけどええ先生やで。」

その昔、オトコマエやった先生が
その村上春樹氏の作品を語ってはる。
国語の先生だけあって文章もなかなか面白い。

そういえば、土曜日に行った文化祭。
その昔、オトコマエやった先生と廊下ですれ違い
挨拶をさせてもらったとき
「あ〜」とおっしゃり
私の後ろを歩く長男に目をやりはった。
はは〜〜ん。私のことを覚えているな。
そりゃそうやろうな。
あんな場所であんなことを云うた親は私ぐらいやろうし。

この図書便り、次号も村上春樹氏について語るらしいので
それを楽しみ待つ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました