昨日、手術後1ヶ月、退院2週間目の診察。
網膜も綺麗についているし異常はなしとのこと。
「目、ごろごろしますか?」
「ん・・するといえばするし
せんといえばせんって感じです」
「そんな感じでしょうねぇ。
まだ糸が残っていてそれでごろごろ感を感じると思います。
気になって仕方ないようでしたら抜糸しますが・・・」
そないごろごろ感も気にならんから
「別に大して気にもなりません」
「どうしても気になるようであれば云うてくださいね」と。
そして
「書類(保険請求のための診断書)は書いておきましたので
帰るときにもらって帰ってくださいね」と先生。
「よかった。先週、先生に言うのを忘れてて・・・
1回目の入院のことも書いてもらえました?」
「はい、書きましたよ。
1月23日に入院して・・・」って云いかけはって
「あっもうこんなことは・・・ちゃんと書きましたから」って
なんやかんやと結局、初診から2回目の退院まで丸1ヶ月、
うだうだとしていた。
そんな嫌なことはもう思い出さんとこねって顔で
途中で言葉を切ってくれはった様子。
なんかちょっとした言葉の端はしに気にかけてくれてはった様子があって
嬉しいなぁ。
「お子さん達もお母さんがいなくて試練やったでしょうねえ」と
「ええまぁ、でも、ええ経験したと思っています」と笑っていうと
「笑って話せる状況になってほんまによかったと思っています」と先生。
心配してくれてはったんやと思う私。
執刀してくれはった先生に対しても感謝の気持ちはあるけれど
主治医のこの別嬪な女医先生のほうに感謝の気持ちを持っている私。
入院中の毎日の診察で先生に会えるのは楽しみやったもんなぁ。
ほんま嫌味のない綺麗な可愛らしいお顔立ちやのに
こてこての大阪弁で、ハードなことも云わはるけど、
ポロポロと優しいことも云うてくれはる。
その別嬪先生、3月一杯で他所の病院に変わりはるらしい・・
他の患者さんに云うてはるのを耳にして知っている私。
「実は私、3月いっぱいで他所に移るんです」と先生
「そうらしいですね。他の患者さんに言うてはるのが聞こえてました。
私、先生のこと好きやったのに・・・」と私
「いや、ありがとう」って嬉しそうな笑顔の先生。
ほんま別嬪さんやとつくづく思う私。
どこの病院に移りはるのか聞きたかったけど、やめた。
いずれずっとかかっている眼科に変わりたいと思っているし
初診のときにその話もしている。
別嬪先生を始めとして
手術後の嘔吐で苦しむ私の背中をさすってくれていた看護婦さん
ちょっとファンキーでアンジェラ・アキのしゃべり方に似ている看護婦さん
…and more
いろんな人に出会った1ヶ月。
ほんまええ経験をさせてもらったわ。
嘔吐で苦しむ私に優しかった看護婦さんは
ほんま白衣の天使に見えた。
元気になったとき
「あの時はこれこそ白衣の天使やと思いましたわ」とその看護婦さんに云うたら、
看護婦さん、嬉しそうに笑ってはった。
ええ看護婦さんになりはったらいいのにって
若い彼女を応援する。
ずっと昔、幼稚園の卒園アルバムに
将来の夢:看護婦さんって書いたのを思い出しつつ・・・
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