担当者会議ってたいそうな。
父が入院している有馬の病院から昨日、電話でその会議に出席要請。
病院からの携帯への電話。
何ごとかと思ったら、
平日の11時からのソレに来いといわはる。
行楽地ゆえ、平日のほうがバスの運行本数が減る。
おまけに冬季(12月から)はもひとつ減るらしい。
それに11時って。
とりあえず、軽くお断りしてみる。
そうしたら
主治医とは話されたことはあるかと思うが
リハビリ担当医とはないのでぜひともとおっしゃる。
ん〜リハビリはええわと思う私。
名目はリハビリのためということで入院しているが
脳梗塞という病気は
発症して24時間以内の処置。
その後、早急なリハビリ。
そして回復期のリハビリ。
ここまでがある程度回復をのぞめる医療スケジュールであって
父もその回復期リハビリで
朝から夕方まで結構過酷な訓練をし、
とりあえずの医療スケジュールは終えている。
そこで過ごした数ヶ月で自分の足で歩けるようにはなったのだ。
その段階で
現在どういう状況でこれ以上の回復は
医学的には難しいという説明も聞いている。
加えて年齢も年齢なので今後はこれを維持するためぐらいのリハビリ程度になると。
また、左側へ注意をつかさどる脳の血管に梗塞があるので
左側の認識ができないというのも聞いている。
これは見事なのだ。
お茶碗に入ったご飯。
左半分だけ残して、全部食べた気でいてる。
なのでクルッとまわして右半分にご飯を持っていくと
「あらま、ご飯増えたなぁ」なのだ。
本人は私がマジックでもしたようなことを云う。
80をこえた年齢にて
これも笑い話で、おもろ〜って感心した私。
これが40代やとなんとかならんのって思うのだが。
それに、これから何かをしなければという目的もない。
とにかく、日長ゆるりと過ごせたらいいという状況の父に
リハビリでこれ以上の改善があるはずがなく
そんなものは期待もしていない。
まさか本人にはそんなことは云わないが
それでも今以上を望むようなことも云わない。
なのでリハビリ担当医とのお話も別にええねんけど・・・
が本心の私。
時間を指定されても
それに合うバスがありませんやんと泣きたくなってくる。
先週の土曜日、短大合格の報告を兼ねて
娘と2人で有馬くんだりまで行ってきたが
帰り道々、「なんか旅行に来たみたい」と娘。
うわ〜とバスの中から見える蓬莱峡に歓声を上げていた娘に
「蓬莱峡も1回でええやろ?
しょっちゅう見てたら、もうええちゅうねんやで」というと
「しょっちゅう、ここまではしんどいわ」と娘。
まぁ、私のしんどさをわかってくれただけでええわとその時は思うが、
時間指定で呼び出された日にゃ〜
え〜嫌やぁ〜〜〜
私の自由に行かせてやと叫びたくもなる。
なんせ、脳梗塞の後遺症なのか
年齢の賜物なのか、
面会の途中で会議やから姿を消すとかってすると
「なんやねん。なんやねん」って手がつけれなくなる。
そういうややこしいことはしたくない。
時間指定はかなんのだ。
とまぁ、我侭ばかりも云ってはおれず
結局、行く私やねんけど。
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