出願、倍率・・・そして明日は卒業式

来週の火曜日、いよいよ、長男の高校受験。
月曜日に受験する高校に出願する。
受験番号をいただいて帰ってきた。
今朝の新聞に最終倍率が載っている。
1.25倍。
まぁ、例年通り。

本人は落ちる人数を数えて少々びびり、
最後の追い込みと机に向かっている。
わが息子ながら、最後まで努力を惜しまんところは上出来。

これまでの流れは
私が思い描いたとおりにことが進んでいるので
このあとも行くでと思うが
ドキドキもする。
23日の発表まで落ち着かない。
公立高校受験は
内申点と実力とで勝負なのだが、
内申点が高いわりに実力がともなわないという女子と
そのおかげで実力より内申点が低い男子という図式ができあがる。
まあなぁ、それはそれで仕方がないんやけど・・・・

息子と同じ高校を受ける子が
「うちの中学は定期試験が簡単すぎる」と文句を云うてたらしい。
その彼は、
偏差値70の私立高を併願で合格してはるから
実力はしっかりとある。
内申がもう少しあれば、
もう一つ上のトップ高を受験したであろうに・・・・というところ。

たしかに、定期試験で数学満点が6人も7人もでるテストはあかんと思うわ。
それには息子も
「難しくしてくれたら点取れるのに」と云う。

ここの感覚がおもろいよなぁ。
そこそこの出来の娘や次男には
難しくしてくれたほうがいいなんて発想はない。

基準が変わると価値も変わるというのを実感した今回の受験。
娘のときに
○○高校(偏差値50)は賢いって思っていたのが
今回は、偏差値50も40も同じに思える。

子ども3人ともがそこそこの出来なら
偏差値65を越える高校なんて雲の上。
そんなとこに行く子の頭はどうなってるん?って思うやろうし、
3人ともが偏差値60を越えてたら
それはそれで鼻持ちならん考え方になってたやろうしなぁ。

いろんな基準で物事を見るべきやということ。
しかしながら、上には上がいてはる。
クラスで1番でも学年では5番6番やし。
これがよその学校と混ざるとさぁどうなるん?って話やしなぁ。
というて、勉強さえできたらいいってもんやなし。

出来るに越したことはないけれど、
それだけではなんらくその役にも立たんわけで、
それをどう活かすか、
活かせる能力をもっているかが
これからの時代は必要やと、
長男には
「勉強が出来たらいいってもんやないねんで。
それをその場その場で臨機応変にどう活かすが大事」と懇々と説く。

あ〜あと少し・・・・

そして、明日は卒業式。
その4日後に入試を迎える受験生には卒業式もあったもんやない。
それでも、前日の今日は
それを盛り上げるべくお別れ会。
マイペースな長男はとにかく受験のことだけ。
私は明日はいいお天気で暖かく・・・を願う。

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