予備校だとか塾だとか・・・と、私の教育方針なるもの。

義父母のことでばたばたしていた年明け早々、長男宛に電話。次男が出て長男に受話器を渡したらしい。正直な長男は聞かれるまま、在籍している高校名、所属している部活、目指している大学と学部を答えたらしい。っで予備校だか塾だかわからない勧誘にあれこれ答えたもんやから、結局、「お母さんにきかないと」で逃げた。っで私の帰りを待ちわびてそのおっさんは電話してきた。

 

話のネタに数日後そこの営業マンがやってくるのを許可。2時間ほどしゃべって帰りはる。内容はDVDで家庭学習をして現役合格をめざす。もし浪人したらその1年分は無料というもの。その営業マンおよび電話をかけてきたおっさんがいう、その会社の方針はまぁ私の教育方針と酷似しているので、「お母さんと話せば話すほど息子さんをスカウトしたくなる」とかぬかしはる。なら、例外的に無料でやらさせてくれよ。ほんだら、親の立場の体験談も1000文字でも2000文字でも書きまっせ!という話。

 

今まで塾に行ったことがないにはやたら食らいつく営業マンとおっさん。小学生のときからどういう勉強をしてたんですか?と聞かれる。授業を真面目に聞いて宿題をキチンをしてただけですわ。中学になったら予習復習を欠かさず、テスト勉強をしてこの高校に受かりましたという。それこそがうちの教育方針なんですわ!とおっさん。なら別におたくを利用せんでもいいやんって思う私。

 

机の上を整理整頓することからはじめさせますという営業マン。それ、私が子どもにいうていることですわ。机の上が整理整頓できないと頭の中が整理できない。勉強したことがらをキチンと整理しやな必要な時に取り出せない。そのためにはまずは机の上をきれいにしろ!というてます。その通りなんです、お母さん!

 

塾に行っても勉強した気になるだけで、自宅学習が身についていない子は伸びないんですわとおっさん。それも私が子どもいうてきたことですわ。だから塾には行くかせへんでと自分で能動的に勉強に向き合えと。お母さんの教育方針は間違っていません。はい、自信もっています!と大きい声でいうてやる。

 

そして、苦手やった国語を克服するのに選んだ参考書の話をしたら、そこにも食らいつくおっさん。ぜひともうちでがんばらせてくださいと言わはる。

 

本人はといえば、未知の世界なので友達にいろいろ聞いて部活引退したあとぐらいからで・・・と。なぁ、塾とか予備校とか行かなあかんか?と私。かあさん、高校受験とは違うねんでと長男。まぁ、あんたがどうしても大学行くために予備校とかに行きたいというなら行かせてやるけど、わかっているやろな!お金をかけた以上はあんた現役合格やでとプレッシャーを与える。

 

一旦、電話をきったおっさんはとりあえず体験だけでも・・・とうちは東進には負けたくないんですわ!としつこい。長男は辟易している。ん~本人、今は部活と両立させるのに必死で学校の課題もちゃんとやっていて、5月の連休明け部活引退までは現状を維持したいんですわ。こういうことは本人がしっかりやる気になって向きあわんと成果もでませんし、今はその時期ではないのでというと、おっさん、いやにあっさり引き下がる。そうですね、その時期になるとぐっと力を発揮する子やと思うので一端電話を切りますわと。まぁ、その時期になるとかかってくるであろうが、私がゆるぎない教育方針(そんなかっこええもんではない、当たり前のことばっかりやねんけど)をもっているので、今はいったんは引き下がろうと思ったんやろ?おっさんと思う私。

 

しかし、高いねん。そのシステム。高校Pで塾やら予備校やらの話を聞いて料金も教えてもらったが、それより高い。てか、ここまで塾なしできてんからこの先もそうはいかんのか?とマジで思う私。高校受験とは違うのも重々承知で、塾もしくは予備校の価値は大学入試のテクニックを教えてくれるという点だけ。情報を獲る手段としか考えていない。あくまで勉強は自分でするもの。二宮金次郎さんを拝め。薪を担いでも勉強してはる、あの精神。あれを見習え。簡単に考えたら、学校で習ったことを着実に身に付けたらいいだけの話とちがうんやろか?それ以上でもそれ以下でもないなら塾も予備校も必要ない。わからないところは学校の先生に聞けばいい。公立高校とはいえ、それぐらいのサポートやホローはすべきやろとも思う。

 

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