初めての資金繰り表

仕事

職場でお世話になっている商工会議所の経営相談。
2年ほど前にいろいろ相談に行ってから、定期的に会社の経営状況を見てもらっています。

エクセルで作ったキャッシュフローや経費一覧表を持って行き相談するのですが、昨年末にこれらを1つにまとめた簡易の資金繰り表の作成を提案されます。
メールでそのテンプレートを送ってもらいます。

そして、この春にやっとそれに手をつける時間ができ、数字を転記していきました。
日々の会計ソフトと自分で作ったキャッシュフロー等から資金繰り表に入れる数字を拾って入力します。

毎月月末の会計ソフトて現金預貯金額はしっかり把握できています。
キャッシュフローの一覧では預貯金額が明確です。
それらと照らし合せてみて、資金繰り表の現金預貯金額が合いません。
数万円の相違は許容範囲としてもそれを超えて合いません。
んー、何が悪いのか?
資金繰り表の目的、そこに入力している数字、いろいろ考えます。
ふと気づきます。
社員の給与です。
末締めの翌月10日払いです。
ここをひと月ずらしてみます。
実際のお金の動きに合わします。
それで許容範囲内での相違程度に収まりました。
ここのこの考え方で間違いはないのかの確認も、先日は相談したくて出向きました。

融資の考え方も教えてもらいます。
前回、融資をしてくれる金融機関を見繕ってその段取りをつけたのは私です。
最終の手続きには代表の出番となりますが、それまでの段取りは私がします。
今後、会社を大きくしていく中で融資が必要になる場面での融資の考え方を教わります。

商工会議所の相談員さんは本業は経営コンサルティングをされているようです。
その相談員さんに「経理等の勉強をしたり、その経験があるのですか?」と尋ねられます。
「いえ、この会社に入ってからです」
と答えます。
同じ業種の会社さんも経営相談に来るがここまでキッチリ資金繰り表を作られていないと褒めていただきます。

「そうなんですか?数字を入れていくだけやないですか」
「それを皆さん、面倒くさがるんですわ」

私的には現金預貯金額がほぼほぼ実際の額と近似したときのふふん!と言うヤッタ感がたまりません。

「これもしながら営業もされてるんですよね?」
「たいした営業やないですけど」
「一人で三役ぐらいしてはりますよね」
「まぁ、そんな感じですかね、助成金あるやないですか、社員を無期雇用から有期雇用にする何とかいう助成金」
「キャリアアップですか」
「そう、それも今後の予定に入っています」
「それは社労士さんにお願いするのですか?」
「いえ、私がします。とりあえず、最初の手続きは済ませているので。商工会議所の助成金支援っていうんですかその担当の方に教えてもらったりしながら」

そうです。
助成金をうまく活用しながら資金を増やす方法を模索しています。
オバハンちっくにケチケチするより、お金を増やすという建設的な方向で仕事をしたいものです。

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