先月、某ラーメン屋さんのラーメンがトリガーとなった胃痛。
「念のため、胃カメラ飲んどきます?」に
「せっかくやから飲んどきます。」で予約をした。
そのときの胃痛は「たぶん、胃が荒れているのでしょう。」で胃酸過多の薬を2週間もらう。
それで、症状は治まる。
本日、胃カメラを飲んできた。
10年ほど前に別の病院で胃カメラを飲んだことがあるけれど、オエオエした記憶しかないというもの。
今回は「オエオエは感じません。しんどくないようにします。」と前振りがあった。
病院につき、外来から消化器内科の受付へ。
外待合に設置してある血圧計で血圧測定。
106と69。
平常心やな。よしよし。
しばらくすると中待合に呼ばれる。
いくつかのカーテンで分けられている胃カメラブース。
「胃をキレイにするお水です。飲んでください。」と紙コップに入ったお水を渡される。
一気飲みする。
私の隣にはすでにお水を飲み終えた様子のおばさん。
胃カメラブースの中から聞こえる看護師さんの声。
奥のカーテンの中から女性が出てきて、紙コップをおいてある洗面台でぺっとブツを出す。
なんやろ?なんやろ?と気になる私。
注射器を持った看護師さんが私の前に来て、
「お口を開けてください。喉の奥にゼリーを入れます。5分ほどしたら、吐き出すか飲み込んでくださいね。うがいは絶対しなでください。」と、
言われるままに口開ける。
時計で時間を確認する。
トロ~リ感が広がる。
なんだか喉の感覚が鈍くなってきた。
喉の感覚を麻痺させるものなんや。
ならば、喉の奥にそのトロ~リが確実に届くよう少々上向きになってみたりする。
隣のおばちゃんも洗面台でぺっと何やら吐き出す。
あぁ、さっきの女性のはこれか・・と思う。
看護師さんは吐き出すか飲み込むかっていわはった。
さぁ、私はどうしょう~。
飲み込んだほうが麻痺が確実かもしれないと勝手な解釈で、味を確かめる。
ごっくんできそう。
5分経ったのを確認して飲み込む。
しばらくすると目の前のカーテンが開き、名前を呼ばれる。
ベッドに横になるように言われる。
ブーツがなかなか脱げない。
横になった私に
「注射をします。どちらの腕がいいですか?」と聞かれる。
「どちらでも。」
「今まで、注射で気分悪くなったことはありますか?」
「ありません。」
注射で気分、悪くなる人がいてるん?と聞きたいのを堪え、
「これって何の注射ですか?」と聞く。
「検査をしやすいように、頭がボーとして眠くなる薬が入っています。」
といわれ、針を刺され、
「じゃ、薬が入ります。検査が始まって胃カメラが入っているときはつばは飲み込まないでください。口から出てきてもそのままで、これで受けますので。くれぐれも飲み込まないように。」
を聞いて、
気が付いたら外待合に座っていた。
やたら眠たい。
胃カメラが入れてはる。
先生が、「これで終わります。胃カメラを抜きますね。」
夢なのか、現実なのか・・・・
時計を見る。
あれかれ小一時間。
前に座っているおばちゃんに話しかけられる。
中待合で隣にすわっていたおばちゃん。
「このあと、診察はあるの?」と聞かれる。
「はい、診察があるって言われましたので。」とはっきり答えたが、そんなん言われたんやろか?
握っている紙をみると、赤マジックで囲まれた診察あり。
おばちゃんに、
「ほら、ここに赤く記されていますわ。」という。
「あら、私はそのまま会計へやわ。じゃ、会計に行けばいいんやわ。」
「そうみたいですね。」と
また眠けに誘われる。
うつらうつらしながら、自分でちゃんとブーツを履いて、荷物を持って外待合のベンチに座ったのか?
そこの記憶が全くない。
怖っ・・・
だんだんと眠気がましになってきたころ、診察室から呼ばれる。
「良性のポリープがあるけれど、心配はいりません。まあ、年1回ぐらいは検査すればいいでしょう。あと、ピロリ菌検査とかありますけれど、どうしますか?」
「せっかくやから、受けます。」
「じゃ、採血して帰ってください。1週間か10日したら結果だけ聞きに来てください。」
「はい。」
「もしピロリ菌が見つかったら治療します。」
「それってどんな治療ですか?」
「薬を飲むだけです。じゃ、これで今日はこれで終わりです。」
「はい、ありがとうございました。」で採血ブースに向かう。
本日二回目の注射針。
おっちゃん下手やし。
刺してから血管探すなよ!
帰宅後、爆睡。
身体を横にするといつでもどこでも爆睡する性質やからか、麻酔が効きやすいのか、胃カメラを飲んだ記憶すらあやふやな状況がなんだかなぁ。
ほんまに検査をしたんやろか?
あの良性ポリープの写真は私のんやろか?
次回の検査のときはなんとかして検査を受けた実感を味わいたいものやわ。
ということで、先月の胃痛はあのラーメンが原因ということで一件落着。
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