年末にご近所のおばちゃんが救急車で運ばれた。
隣の棟のおばちゃん。
隣と云ってもうちの住宅は変わった作りをしていて
L字型の隣の棟とは
4階と7階が渡り廊下で繋がっている。そのおばちゃんはその渡り廊下を渡って
うちの棟のエレベーターを利用してはった。
お名前は存じ上げていないけれど
エレベーターで顔を合わすから
挨拶をして
季節の会話
「いや〜今日は寒いねえ」とか
「風邪がキツイわ」とか
そんな会話を交わす程度の中。
そのおばちゃんが年末のある朝、救急車で運ばれた。
そして、年が明けて帰らぬ人となって
自宅に戻ってきはった。
特に病気をしてはったわけでもなく
隣の支部で班長をしてはったし
ご近所にいてはる1人暮らしの高齢者の中でも
そんなに高齢ってわけでなく
いつも元気やった。
たぶん、私の親ぐらい。
だから余計、なんだか
玄関に喪中の札が張られているを見て
えっうっそぉ・・・って思ってしまったのだ。
人の人生ってこんなにあっけないものなんや。
大切にしなあかんものがよ〜さんあることを思い出した。
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