月曜の朝から、
ふ〜〜とも
はぁ〜〜とも
聞こえんとため息をつく長男
彼の小さな胸の中では
あれこれ思うことがあるのやろうと
想像するが
ため息はあかんわ
私はため息が嫌いやねん
あ〜しんど・・ってため息に似たことはするけど、
なんや
言葉にならん息を吐いたら、
幸せが出て行くような気がする
そばで聞こえるこっちまで気が落ち込むちゅうねん!!って
思いながらも
「どしたん?」
「学校に行くのは嫌なんか?」
「今日からまた一週間、学校やって思うからか?」って
あれこれ聞きたい衝動をぐっと押し込め、
知らんふりをする。
私が思うに
ペラペラ自分の気持ちを云うヤツはため息はつかん。
自分の気持ちを胸に押し込めるヤツがため息をつく。
そんなことを思う。
狭い我が家だけのことやけど
ペラペラしゃべる娘と次男と私は
言葉にならんため息はつかんもん。
「あ〜しんど」
「あ〜足が痛いっ」
「月曜日やて嫌やなあ」
「学校おもろない」と
口に出して、文句をたれる。
誰に云うとはなしに文句をたれる。
そんな文句を云わんヤツは
ふ〜〜とか
はぁ〜〜とか
云いはるねん。
かなんなぁ・・・
しゃ〜ない
学校に向う長男に
行ってらっしゃいの代わりに
「まぁ、ボチボチしいな」って送り出す。
「うん」って出て行ったけど
何をボチボチするのか分かってるのやろうか?
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