美容室”chii!!”

「後ろ、5センチは切ってな」とリクエスト。
後はお任せで私はTVを観る。
たいていの美容室なら眼鏡を外してってなるが
この美容室chii!!は眼鏡OKなのだ

TVでは脳の病気に苦しむ犬の三郎くん。
三郎くんの大きな目と苦しそうな表情に涙をこらえ、
見入っているのに
部活から帰宅の長男がやたら話をする。
明らかにKYやん。空気読めてない。
っが、普段、おしゃべりでない彼がしゃべるときには
話を聞かなという思いから
返事をするが、目は三郎くん。
TVの声が聞こえへんやんって云いたいのをぐっと堪える。

その間に着々と私のヘアカットは進行。
仕上げに左右バランスを見るところなんて
ほんま
「アンタ、プロやなぁ」ですわ。

「後ろすごいで」と切り落ちた髪の毛の山を云われる。
いや～ほんますごいわ。
細い針金のごとくに積もっている髪の毛の山を見て思う。
おとつい、友達との電話の中で
彼女は私よりか1つ年長。
「年と共にだんだんと髪の毛がやせてくる」というネタで
「アンタはやせんなぁ。性格のまんまの髪質やもんなぁ」と
云われ
「ほんま、いつになったらやせるのかと期待してるのに」と嘆く

いや、しかし、我が娘ながら
上手いこと切るわぁ～と関心する。
近所の私の友達の髪の毛も年末にカットしていた娘。
友達はカット代として1,000円包んでいたが
私は親子にて当然、無償ですます