年頃の娘を持つと

とりあえず、振袖と帯と長じゅばんと帯揚げ、帯締め、飾り襟など・・を購入。
その呉服屋さんはとても良心的で
「このお着物に合った帯などや小物類はそろえたほうがいいけれど
バッグ・草履はお母様が持ってはるものでいいですよ」と。

なので、バッグ・草履、はたまた着物を着るにあたっての下着等
影の役者は私のものをゆずる。

てなことで頭で描いていた金額よりぐっと安く、
娘のサイズに合わせて綺麗に仕立てていただく。

私は面倒なことはごめんこうむりたいので
振袖に袖を通したことがない。
が、娘は誰に似たのか、
ヤンチャ（ヤンキーとは違うで）な私とちがい
世間では一人っ子と思われるようなお嬢さまぶり発揮。
なんでや？

まぁ、ここだけの話。
長男も超ボンボン。
唯一、私のやんちゃぶりを引き継いでいるのは次男。

そんなこんなで、
なかなかええ買い物ができたという振袖なのだ。

良心的な値段で購入できたとはいえ、
1万円や2万円のものではないので
「せっかくやからせ～だい着ぃやぁ！」という。

そして密かに、
振袖のあの大層な帯。
あれのどれかを練習しやなあかんなぁと闘志を燃やす私なのだ

なんせ、去年の夏、私が着せた浴衣。
帯も我ながらめちゃ上手いやんって結べたし
朝から夜まで着崩れす帰ってきたもんね

そして調子こく私は
長男の3年後の卒業式。
「制服ないし、はかま姿もいいんやない？」というが
「え～ボク、ええわ。」と速攻、拒否られる