運転免許証更新に行く(えっ講習ひとり?)の巻

来月11日で、晴れてン歳になる私。あと1年で片手って言う年。そんなことで運転免許証の更新のお知らせハガキが届く。先週の土曜日、谷九の改札口前の証明写真ブースでえらい左右の目の大きさが違う写真を撮ったので、これを持って近くの警察署に行く。

 

なんや次からICチップ対応の免許証とかで暗唱番号4桁+4桁を書けと言われる。しゃ〜ないので子ども3人の高校入試のときの受験番号を書いておく。たぶん、子どもらは自分の受験番号なんてすっかり忘れているであろう。人にいうたらあかんっていわれたのにここでこんなん書いていいんやろか?

視力検査の段になると、左目が少々不安な感じながらもなんとかクリア。新しいのは5月31日に取りにくるか郵送するか、郵送ならこれから30分の講習と云われる。一回で済ませたい私は郵送を選択。警察署の隣の安全協会に行き郵送用の封筒に住所を書いていると受付のおばちゃんが「11時からのにしよ。ちょっと急いで書いて!」と云う。

 

えっ次の講習って11時半とちゃうん?と思いつつ云われるまま書く。っで隣の部屋に連れて行かれるが誰もいてない。「えっもしかして私ひとり?」「せやで、ひとりでもちゃんとするで」って「そうなん」って一番前に座る。受付のおばちゃんは首からネームプレートを付け、「さぁ、そしたら始めます!」とさっきまで河内のコテコテのおばちゃんやったのが改まった口調で講習を始めはる。マンツーマンやん。ずっと目を見ながらしゃべりはるから、私も目そらされへん。声に出してうなづいてまう。

 

「さぁ、ではここからはビデオです。」ってテレビをつけはったが、一番前に座ったもんやからテレビの真ん前で近すぎ。首しんどい・・・ビデオが始まったら、おばちゃんはそっと部屋を出て受付のおばちゃんに戻りはった。真面目な私は運転もせぇへんのに必死になってビデオを観る。一番興味深かかったのは、高齢者の運転。半年前、認知症と診断される直前の義父が運転する車に乗ったのを思い出す。信号が青になった途端の加速の仕方は尋常でなかったのを思い出す。思い出すと怖い。やいのやいのいうて免許証を返還してよかったと今さらながら思う。てか、どこに行っても高齢者から離れられない私に切なくなる。

 

とまぁ、生協を終えて家を出てから講習終了まで小一時間という最速で済ませられたことにさい先のいい1週間の始まりを予感する。どないやねん!

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