新聞の人生相談

毎朝、一通りざ〜と新聞に目を通す。
おもろい見出しや、興味ある見出しの記事はじっくり読んで、
下の週刊誌や新刊書の広告にも目を通す。
欠かさないが生活暮らし面(っていうのか?)の
読者からの相談ごと、人生相談の欄。

ここがなかなか勉強になるねんなぁ。
へぇ〜あるあるそんな事って思う相談ごとや
ふ〜ん、そう答えるか・・って回答なんか読んでて
わが身を反省したり、あれこれ思うわけです。
いろんな人の考えが知れるのもおもろい。

っで昨日の相談事。
60歳代のご婦人。
年齢にしてはスタイルも良く、洋服にも気を使ってはるらしい。
容色衰えずってとこなんやろうなぁ。
新聞に投書して公言しはるぐらいやから。
その方の息子さんのお嫁さんについての相談事。

そのお嫁さんは
そのご婦人曰くに、よく肥えてはって歩くより転がるほうが早いって体型らしい。
転がるほうが早いって思ってても
ココ(投書)にはもうちょっと別な表現をしはったらいいのにと思いつつ、
読み進めると、
洋服も安いぺらぺらのものを着ている
(質素でよろしいやん。ブランド物をバンバン買う浪費家のお嫁さんより
ええやんかぁ!と思う)
半年に1回ぐらい顔を見せにくるが
それが見苦しいてかなんと。
本人にも、こましな洋服を買ったらと云うてみるがなしのつぶて。
息子にどないかせぇって云うが
息子はそれで納得済みの様子
(息子がいいなら別にええやん!って思う)
どないかなりまへんか?って相談事。
(大阪の人かどうかわからんけど、内容からすると大阪弁で書くほうが
陰湿にならへんし・・)

回答してはる先生は
好意を持っている人がすることなら良くても
好意を持っていない人がすることは気にいらないってのが
人間なので・・・云々。
とやわらかく、単なる姑根性を示唆してる風に私には思え、
ほんまや!それ、納得って思う。

っで、
そんなに気になるなら、お嫁さんに洋服をプレゼントしてはいかがでしょうか?
と締めくくってはる。

こういう欄の回答しはる先生って
ほんまやんわりとうまいこと回答しはるねん。
だから回答者として選ばれるねんやろうけど。
ほんま、うまいこと云うなぁ〜って感心する。

しやけど、幸せなご婦人やなぁ。
わざわざ新聞に投書する悩み事がコレなんや・・・と
いや、たぶん、このご婦人にしたら
大きい悩み事なんやろうけど、
なんか平和やなぁって悩み事やんってのが私の感想。
わざわざこんな悩み事を記事にしてえらい先生に回答を乞うってとこに
新聞社、相談事担当者にも
なんというか、ほかに悩み事の投書なかったんでっか?って思ってみたり、
いや、わざわざ新聞ネタにするってとこは
近頃の嫁姑問題は多様化していてこんな揉め事、
これに似た揉め事があるのかしらん?って思ったり。

他人事ながら
久々におもろい相談事(相談者のご婦人には申し訳ないけれど)で
笑うてもうた。
その息子さん、
おしゃれに気を使うわが母親はなんや窮屈で
転がったほうが早いって云われるわが嫁はほあ〜んとして
居心地がいいと思ってはるんやない?
登場人物をあれこれ想像する。

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